Ads by Google
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
『つむじ風食堂の夜』吉田 篤弘
2006/10/17(Tue)
つむじ風食堂の夜つむじ風食堂の夜
吉田 篤弘

by G-Tools


とても雰囲気のよい本。ほの暗い夜、翠がかった空気に舞うつむじ風や、ところどころのオレンジ色のスポットライトの光景が目に浮かぶ。西部劇で、主人公が舞台となる街へ足を踏み入れた時の別世界へ入った瞬間のような…。
その期待の分だけ心に残るようなお話でないのが残念。タイトルになっているわりに食堂がメインの舞台として印象に残らないせいかもしれない。商店街の人それぞれの方が魅力的だ。
加えて書くと、洋食屋のメニュー「コロッケ」が「クロケット」で添え物が「粗雑に刻んだ生キャベツなんぞではなく〜温野菜」とくれば、どうしたって池波正太郎さんの描いた「散歩のとき何か食べたくなって」での資生堂パーラーが思い浮かぶ(「クロケット」でなく「チッキン・クルケット」だけど)。そう思ってしまうと同じく池波さんの「原っぱ」の、物書きである主人公と女優とのエピソードの類似性が気になってしまうわけで…。
ちょっと勿体タイミングで読んでしまったのかもしれない。浮世離れした物書きなら、最近文庫でも入手したお気に入りの「家守奇譚」がたまらなく良い出来だし。

原っぱ原っぱ
池波 正太郎

by G-Tools
 
散歩のとき何か食べたくなって散歩のとき何か食べたくなって
池波 正太郎

by G-Tools


*大好きな二冊なのです〜。
この記事のURL | | CM(2) | TB(0) | ▲ top
<<休暇に関する手続き | メイン | ハニー食パン(ホシノ)>>
コメント
- naoさん -
おぉ、なんと続編が!<家守奇譚
嬉しいですねー。あれは良い本ですよねー。
新潮文庫の折り込みもなかなかの扱いをしているなあと思いました。
良い本は売る側にも自然と力が入る、そんな感じです。
高堂はどんな風に関わってくるのか、いっそ出てこないのか?
楽しみです…!
2006/10/18 11:38  | URL | sumi #ym9aptUY[ 編集]
- 私も入手しましたー -
エントリーから離れてしまいますけど、私も「家守奇譚」の文庫を買いました。
文庫には綿貫征四郎の随筆が追加されているのが嬉しいです。
梨木さんは「家守奇譚」に続く物語も現在書いていらっしゃるそうなので、今から本が出るのを楽しみにしてまーす。
2006/10/18 11:09  | URL | nao #/Xl9PdbU[ 編集]
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://dappan.blog73.fc2.com/tb.php/58-db9897ad

| メイン |